いつも、ドラテクのコーナーを読んで頂きありがとうございます。
毎回、難しい話ばかりじゃ飽きちゃうで、今回はちょっと箸休めの企画です。

レース界には、本当に個性の強い、様々な人たちがいます。
しかし、その性格や人格は、決してレースファンの前やテレビインタビューの中では、披露されないことが多いので、
そんなレース界の裏側をチョロっと覗いていただこうという企画、“レーシーな人々”。
もちろん、ここでの情報は、読んだ人だけが、“クスッ”と笑って胸にしまいこんで下さいね。
（間違っても本人に確認しないように！）

レース界の変わり者といえば、ナント言っても、山路慎一さんでしょうか？
じつは、私がイギリスから帰国（知らない人もいると思いますが、4年間イギリスでレースをやってました）して、
初めてツーリングカー（当時はグループA)に乗ったときの相棒が、この山路慎一さんなのです。
そうです、今年、雨宮さんのセブンに乗ってGT300で、2勝している山路さんのことです。
この人は、正真正銘の元暴走族で、はじめて富士スピードウェイに行った時、レース観戦でなく、グランドスタンド裏に
自分の乗っている、超改造車を見せびらかしに行ったのが最初らしいのです。だから、今の歳になっても、
クルマは、どのクルマもシャコタンだし、いつ見てもピカピカ。（洗車機で洗わないのが、ポリシーらしい・・・・・）
そして、クルマの中BGMは、もちろんE.YAZAWA。 はっきり言って、レースをやってなければ、知り合えないタイプです。
この人、曲がったことが大嫌いと言えばカッコがいいのですが、要するに、説教魔なのです。街中を走っていて、
強引に割り込まれたからと言って説教し、高速道路で下品な運転をしたからと言って、わざわざそのクルマを止めて
説教し、レストランで注文の取り方が悪いと言って説教を始める、そう、最悪の説教魔なのです。
もちろん、これは、綺麗なお姉さんたちのいるお店でも同じで、お姉さんたちも、最初はハイハイと聞いてくれるものの、
次第に言葉が少なくなり・・・・・、最後はボロボロと泣いてしまうといういつものパターンなのです。
そして、そのお説教に必ず出てくるのが、｢人として・・・・・｣とか｢人間として・・・・・｣というフレーズ（アンタは武田鉄也か！）
ホント、困ったもんです。

それに、同じくGT300ドライバーの松永雅博さんも変わっています。
ドライバーには珍しく、この人、超がつくほどのお酒好きで、恐らく身体の1/3は、アルコールでできているのではないかと
思われます。レースウィークは、禁酒だと、トムスの関谷監督から通達が出て、それを忠実に守った2004年シリーズの
第一戦をクラッシュで飾って以来、あれだけノ飲んじゃダメだと言われているにもかかわらず、こっそりのんでいる所を
数回、いろんな人に目撃されているのです。
おまけにこの人は、お酒に飲まれてしまうタイプで、酔っ払うと、こわ〜いお兄さんが大勢でいても、平気でケンカを
売ったり、カップルが歩いていると、女の子しか目に入らずナンパしてしまったりと、かなり周りに迷惑をかける
タイプなのです。
でも誰かに、“お酒ありますよ！”と声をかけられた時の、キラキラとした、この人の笑顔ほど“ステキ”なものは
ないのですが・・・・。今の若手ドライバーには絶対無い、まさに“あぶさん”のようなキャラなのです。
そして、この人の凄いところは、なんと、“1年に300日の休日を持つ男”と呼ばれているところです。
要するにレース以外は“ヒマ”なのです。だから、ついつい飲んじゃうんでしょうかね〜。この当たりが、三原順子さんとの
離婚の原因になったかどうかは、定かではありませんが・・・・・。

あと、今年、WEDSセリカで走っている、谷口信輝さんも変わっています。
何が変わってるって、ゴルフの素振りが凄いんですよ。ときどき一緒にゴルフをするのですが、この人は、
実際に打つ前の素振りが、タイガーウッズも真っ青なぐらいパワフルで、これは相当飛ぶなあ〜と思いきや、
実際打つ時は、チョローンとゆっくり打つのです。本人いわく、素振りは、“イカク”だと言うのですが、いったい誰に、
何のために“イカク”しているのか、さっぱり分からない人なのです。
ストリートでもたまにいますよね、やたら空ぶかしだけ元気のいい人って・・・・・。


とまあ〜、今回は、ホント個性的？な私のお友達（相手は間違いなく友達とは思っていないと思いますが・・・・・）を
サラッとご紹介させていただきました。
次回は、個性的？なスタッフ編です。