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この規格の判断基準となっているのは、「ドライ沸点(フルードの水分混入率が0.1%以下の時の沸点)」と |
「ウェット沸点(フルード内の水分混入率が約3.7%の時の沸点)」の2種類の沸点です。 |
ご承知のとおり、ブレーキフルードのスポーツ性は沸点で決まります。 |
なぜなら、ブレーキフルードが沸騰すると、べーパーロック現象(ブレーキペダルからの圧力が、沸騰による気 |
泡の発生によって、ブレーキキャリパーまで届かない現象)によって、ブレーキが全く効かなくなってしまうか |
らです。 |
また、ブレーキフルードは水分が混入すると沸点が低下してしまう性質を持ってますので、長期間の使用により |
水分が混入することを想定し、ウェット沸点という基準が設けられています。 |
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