クーラントがエンジン内で凍結すると、膨張現象が発生し、エンジンやラジエターを破損させる恐れがあり、クーラントには、不凍性能が備わっていることが、必要不可欠です。この性能は、クーラントの原液濃度を“濃く”することで、高い性能を発揮します。
また、エンジンで発生する熱量を安定してコントロールするにはには冷却性能も必要です。
この効果は、クーラントの原液濃度を薄めた状態のほうが高い性能を発揮します。
要するに、この2つの性能を両立させるために、使用地域の気温や夏冬の温度差に合わせた濃度に調整することが重要です。
という濃度によって、相反する「特性」を持っています。従って、どうしても2つの「性能」を両立させることが難しいのです。 |